何年越しだろうか。
うっすらとイメージをし始めたのは、それこそ中学生だとかそこいらだったろうか。
高校を卒業し、専門学校に入学し、一人暮らしを始めた。
親の支えがあってなんとか成り立っていた10代後半~20代初期。
技術職を志していたが故、お金はないし時間もない。
仕事と練習終わって、寝るまでの束の間数時間が至福の時だった。
今思えば、その時間の為なら全てを犠牲にしていた。
志があったにもかかわらず、その時間が全てだっただなんてすごく矛盾しているが、
今改めて表現するとなると、そんな言葉が一番しっくりくる。
疲れた身体とアルコールの相性がどれだけ抜群か、
僕は10代の頃から充分すぎるほどに理解していたんだろうな。
とにかく呑んだ。金もないのに。なぜあれだけ呑めたのか・・・
今思えば一重に親愛なる先輩、友人、飲み屋さんのおかげである。
そんななかで、やはり僕は 沖縄 にハマる事になる。
沖縄の人
沖縄の食
沖縄の音
沖縄の酒
その全ては、笑顔で満ちていた。
東京にいながらにして、ここまでストレートに伝わるそのパワーに圧倒された。
そして気づいたら僕は、今、沖縄に住み始めた。
沖縄出身の妻と共に。
人生、どうなってるんだか本当にわからない。なんでこーなるのか??
んんん
なんとも形容し難いのだけど、自分で創っている人生は、人に創られている。
人に創ってもらっている。
うちなーんちゅと親戚に、家族になった。
ふと客観的に考えると、本当に不思議な思いがする。
何故かって・・・・沖縄での生活や、沖縄に家族的な繋がりを持つ事を強く強く願い、
がむしゃらに追いかけたりなんかは一切していないからだ。
スルスルスル~っと 道が開け、最愛の妻と出会い、
受け入れてくれる家族がいて、今沖縄にいる。
これが沖縄のパワーだと思う。
これを書いている2008年11月17日。
こっちに住所をうつして6日目。
もう既に、昨日うちなーんちゅのお父さんやお母さんに頂いた言葉が
人生においての格言になりそうだ。
そうゆうのも少しづつ、記していこう。
人は慣れて、忘れる生き物だから。
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