2016-07-16

なかなか出来ないと思う。

元同僚の  毛ンジ  が、
FIREHEADのオープントレーニングにきた。

http://goyarock.ti-da.net/e8812651.html

彼も今ではサロンオーナーでもちろん現役スタイリスト。

その彼が自分の納得の行く仕上がりを求めて
こうして他店に勉強しに来て、
しかもそれをこうしてサロンのブログに書いている。

サロンのオーナースタイリストが
これ、なかなか出来るもんじゃないと思うのです。

しかも聞くと、
モデルさんは彼のサロンのお客様だそうで・・・

もう一度言いますが、
これ更に、
なかなか出来るもんじゃないです。

毛ンジもagence21のトレーニングを
受けています。
エフィラージュやってます。
僕たちはフランス式のトレーニングがもう当たり前に
なっているので忘れつつありますが、

1つの箱の中で仕事して
多数のスタイリストがいる環境でだって、
今の日本の現状は、他のスタイリストに
『あーでもない。こーでもない』
と、スタイルに対するディスカッションが出来ない空気といいますか。
他人の仕事について言及できる環境というか、
風土が、日本のサロンにはまず殆ど無いと思うのです。

これが彼の言う、
インプットのトレーニングと
アウトプットのトレーニングの違いでしょう。

エフィラージュのトレーニングは、
ぶつかり合いです。
一方通行ではない。


素直さ、ハングリーさ、強い向上心。

彼はちっぽけなプライドなんて捨てて、
FIREHEADにきてます。
お客様連れて。

その結果がどうか?
感動してましたよ。モデルさん。
記事にも載ってますが、
また彼のサロンに来ますと言ってます。
これ、本心だと思います。
髪型以外の【熱い何か】を
彼女は肌で感じたでしょう。

もっと言えば、
彼女は今後FIREHEADにだって来れるのです。
でも彼女は、彼のサロンに行くでしょう。

彼の熱い何かが、ちゃんと伝わってる。

僕は今回、
テクニック的には『教える側』
に回ることが多いトレーニングだったかもしれないけど、
違う部分でしっかり彼から学ばせていただいた。

この素直さは、間違いなく彼の、彼のサロンの、
武器になるでしょう。


こちらこそ、ありがとうございました。
と言いたい。




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