最近美容師の給料に関する記事が
色々と話題になっていましたね。
まぁ、
総括すると
- 給料安い
- 売上はどこにいってるのか
- 色々ともっと自由に
- 縛りがキツイぞ
- 社会的地位低い
みたいな、
もううんざりするような聞き慣れた感じの内容ですね。
言いたいことはたくさんありますが・・・
お客様から頂く代金を
組織としてどう分配するかや、
皆の生活も考えてどのように運営していくか。
確かに、難しい問題です。
だけど難しいのは法律だけかと・・・
なんか色々とごちゃごちゃディスカッションはなされていますが
一貫して感じるのが、
『経営側とスタッフ側の温度差』
でしょうか。
まず、
持って行きすぎな経営者がいるものまぁ事実でしょう。
でも、
従事者も全然思考が甘いのも事実。
中途半端にネット見ないで
調べ尽くしてから言えよ
と思う。
と思う。
ぼんやり仕事してるからこうなる。
流れてきた情報だけで一喜一憂するとかアホすぎます。
完全歩合とか・・・
やりたくても出来ないって、わかっているのかな・・・
おそらくどこの経営者も、出来るならそうしたいはず・・・
(これを経営者が言っていたから、ウケたけど)
それと、双方の透明化。
それは今後は必要な流れなのかなと思ってます。
不満の元ですから。
でも、
美容室なんてそんな大会社じゃないんですから、
キャッシュフローなんてシンプルです。
じゃあなんでちょっと色々複雑になってくるかというと、
法律が少しばかりややこしいから・・・
労働監督署が何も言えない環境でしっかりやるとなると、
『技術を覚えるのは誰のため?』
という部分の哲学をサロンとしてしっかり持った上で
尚且つ環境を整備するのはなかなか難しい業界です。
特に途中からは・・・。
風土作りからしないといけないですから。
ただ、
もう本当に声を大にして言いたいけど、
稼げますよ美容師は!
働けど働けど、安い給料しかもらえないような仕事じゃないです。
美容師が本当に好きなだけに、
この様な固定観念を多くの人に持たれているのが
本当に悔しい。
そして経営者になってしまった今、
僕が例えばですけど少しばかりお金を持った所で、
『ああ、経営者だからね』と思われるだけなのがまた悔しい。
『ああ、経営者だからね』と思われるだけなのがまた悔しい。
じゃあなんで皆給料が安いのか?
理由?
簡単だと思います。
美容師として、埋もれているから。
これだけじゃないですか・・・・
今様々な仕事がありますが、
僕達の仕事、美容師ほど昇給の見込みがハッキリと見えてる仕事、
なかなか無いんじゃないですか?
例えば20代の頃は給料に不満はもっていながらも
なんとなく過ごしてきて、
そのまま30半ばになりました。結婚もしました子供も出来ました。
男です。
ってなったら・・・・
昇給が【イメージ】出来ない仕事って地獄だと思います。
どこまでやれば良いのかわからない。
不安で潰されちゃうと思います。
美容師は?
そんな事ないでしょう。
突き抜ければ良いだけですよ。
給料安い美容師の人たち、
お客様が放っておかない美容師になろうとしていますか?
オーナーが放っておかない美容師になろうとしていますか?
ぶーぶー不満言ってる人ほど、
仕事楽しんでないし、思考が浅い。
髪のこと、コレ以上は無理ってくらいに考えながら
日々切っていますかね・・・
いてくれないと困る美容師になればいいだけでは?
(コレができていれば、あとは環境(サロンオーナー)の
システム作り次第?)
僕なんて偉そうなこと言っててまだまだ青二才ですが、
見えてはいます。目指す所が。
そこに近づくほどに、
実際に生活は安定感をまして来ています。
お客様がお客様を呼んでくれ、
暇な時間は減り、サロンワークも
思い通りに髪型を作れないことが激減し、
もうなんと言いますか、
本当に見える景色がこの5年だけでも全然違う。
理由は、言い切れます。
ずっと髪のことを考えてきたからです。
まだまだ自分に不満しか無いけれど、
考え続けてきた事は言い切れる。
ただ逆に、
仕事とはズバリ、『時間を差し出すこと』であり、
その中身の追求は疲弊するのでなるべく避けたい。
その様なスタイルで仕事と向き合う生き方もあるとは
思うのですが、この人達にとっては
美容師は地獄だと思います。
なかなか難しいでしょう。
よく考えて方向転換するか、
もしくは『作業美容師』で生きていくか。
『作業美容師』は、クオリティーは優先度低めで
効率重視、回転重視の営業スタイルです。
昨今はこの様なスタイルもしっかりビジネスとして
成り立っているからまだ救いなのかも?
僕には向いてませんが。
それと、
休みに関してですけど、
こんなもん、僕はスタッフが何日休んだって良いと思います。
土日休んだって良いと思います。
実際うちのスタッフは今8連休中です。(笑)
当然売上は下がります。
でも僕の生活は僕が売り上げますから大丈夫。
休む人は当然売上下がるなら、減給。(法の範囲で)
でもその駆け引きを経営者がするからダメなんですよね。
本人にさせればいい。
美容師は、休めますよ〜。
全然休める。
なんにせよ、過去のおかしな『あたりまえ』(結婚式も行けないみたいな笑)
は盛大にぶち壊す必要がありますが、
それが出来たサロンなら
自分の人生をかなりの自由さでクリエイト出来る仕事だと思います。
それと、サロンを大きくし過ぎない事でしょうか。
(大きいほどルールが必要&固定費が上がるので)
好きにさえなれれば、
最高の仕事ですよ美容師は。
沢山の若い子に志して欲しいと
心から思います。
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