2013-01-20

職業としての美容師・職場としての美容室 4

つづき


さぁ、
どうしますか。


嫌な事はやりたくない。
続かない。
だいたい嫌な事やるとアイデアが冴えない。


1つ、
おおざっぱに言うならば、
看板と中身を揃える。
という事です。

もっとわかり易く言うと、
僕の店、
FIREHEADは、僕の店です(←は?)

あ、そんな事はわかってる?

はい。

で、
僕が一人でやってる以上は、
僕のイメージがお店の看板のイメージですよね。

このイメージを、大切にする。

これが、大切だし、
どう考えても一番スマートなんです。
と現時点の僕は思います。

だから、
この考えがあるから、
美容師が沢山いるような大きなサロンを運営する
ってイメージは、僕の未来にはあまりありません。

もう、古いと思う。
し、
大変!効率悪い!キケン!
なんか、良い部分少ない気がしてます。

あれはバブル時代の産物っしょ???
とまで思います。

看板と中身の一致が難しいのもありますし、

もう一つは、
時代です。
今はインターネットもあって、
確実にお客様の美容技術や美容室に対する知識レベルが上がってます。
雰囲気でごまかせない。

そのお客様が求めているポイントに応じて、
どの程度のレベルが日本でトップクラスなのか、
自分である程度調べられちゃう時代。

それまでは、自分の経験値の中での背比べ以外無かった。


けど、これからはそうじゃない。


お客様のタイプにあわせた、ピンポイントをついたサロン運営が
すごく大切になってくると思います。


ゆっくり相談出来る美容室。
究極にリラックスできる美容室。
最高に高級感のある演出の美容室。
元気が出るテンション高い美容室。
とにかく卓越したテクニックがうりの美容室。

そう、
看板にインパクトが必要だと思うんですよね。


今までの美容業界のメインストリームって、
キレイで、大きなサロン作って、
ブランディング
ブランディング
ブランディング・・・。

これ、
もう無理だと思います。


物を売るならまだしも、
10人20人の美容師が、
同じクオリティーの物(ヘアースタイル)を
お客様に提供できますか?


まぁ、無理ではないか。
無理ではないですけど、
難しいと思います。
そこ追いかけて、
何年かかるか・・・
考えるだけで恐ろしいです。


少人数で、看板毎に同じ志しを持ったスタッフ同士を集めて、
看板と中身をがっちり一致させて、
そこを全面にだしてバリバリ仕事して、
そこがツボなお客様に喜んで頂く
その方が、これからの時代には合ってるのでは?
と思うのです。

で、幸い、
僕にも合ってる(笑)


なので、
FIREHEADは、
大きくしません。


ここは僕の店。
僕のアトリエなんです。
FIREHEADといえば、マサ。

これで行くのです。

じゃあ
その先は・・・

違う看板が必要になるのでは?

そう、ぼんやり思ってます。


で、そこで働くスタッフは、
もはや【スタッフ】じゃないんです。
任せないといけない。


君の看板を作る!

それが君の仕事!

僕はそのお手伝い!
お小遣いは頂戴ね(はーと)

と。


そして、働く側にとっての、
【職場としての価値】とは・・・


つづく














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