2013-03-30

101%の仕事

正直、今日は主題が定まっていない。

自分でもよくわからない、
理解していない、
でも漠然と、そう感じる

といった感じの内容の話だから
今から書く文章がとりとめのない物になる事、
最初に伝えておきます。


自分のサロンをスタートさせて、
いや、
スタート前からだな、
自分と向き合う事の難しさを感じています。

美容師としての自分を
上手く形容して、
それを肯定して、アピールして、
言葉や行動に変えて形にしていかないと、
サロンの特徴を形成することが出来ないからです。


・・・・。


俺はどんな美容師なんだろう。


これは凄く難しい質問です。
なにせ、自分を遥か遠くから見つめて、
しかも肯定しないといけないのだから。
(お店の特徴を打ち出すために)


性格上、短所ばかりがみえてきて、
あぁ、俺って本当に自分に自信が無い男だな
ってゆうのも痛感したし、

もっと他の美容師をよく見て研究していれば
自分と比べられたのにな、とか、
まぁ色々と考えました。


で、行き着いた結果は、


101%の仕事。


これが良い悪いは別として、
いつも自然とそうなっていて、

もっともっと突き詰めて考えているうちに、
これはもしや、仕事に限らずそうゆう傾向があるかも・・・

と思ってきました。


少し具体的に書いてみます。


美容師の仕事で例えるとわかりやすいです。


例えば、初めてご来店のお客様がいるとします。
お客様は当然、100%期待に応えてくれる事を望んでいる。
こちらも100%期待に応えるのが仕事。
でも、100%では、このお客様を感動させることは出来ない。

この100%から先が、
美容師としての力量の見せ所でしょう。

仕事に対する意識の高い人は、
皆、当然200%を目指して
お客様に大きな感動を与えたいと考えるでしょう。


でも、俺は・・・

いつもどこかで自分を少し押し殺している。

ことに気がついた。

これを自然のうちにやっている。


なぜ・・・?



多分、
多分ですけど、

お客様とのキャッチボールを、
この先3年、5年、10年と
し続けることを凄く強く意識しているんだと思います。

しかも、相手は女性。
こちらは男性。
ここも強く意識しています。


期待には100%応える。

でもその先は・・・?

その先は、
行き過ぎると少しずつコントロールが難しくなる。



押し付けになりやすくなる
上下関係のような物が出来上がりすぎてしまう
口調が強くなる
お客様が自己を表現し難くなる



大きな感動を与えたい!
ガツンとインパクトを与えて帰って頂きたい!


という思いを少し押し殺して、
少しは出すけど、全部は出し過ぎないで、

まずは信頼関係をしっかり築いてから、
土台を固めてから、
2回目、3回目、4回目と、
徐々に安心感を強めて頂いて、
最終的には200%まで!


といった風なお客様との距離感を作ることに
凄く気を使っているなと、気がついた。


ここの難しいところは、
お客様には200%!と思って帰って頂く
けど、
実際は101%
が理想

という所。


ヘアースタイルを創る

って、そんなに簡単な事では無いのです。


初めて会って、
その人の事を何一つ知らない状態からスタートするんです。


自惚れすぎて、
押し付けになって、


自己評価は200%

お客様の評価は、 ・・・・。


ってゆうパーターンの美容師にだけは、
一番なりたくない。



ゆっくり、じっくり、お互いを理解して、
長くお付き合いしたい。


そんな思いが人一倍強い美容師なのかもしれない。


だけどこんなこと、
広告になんて書けねぇよ!!!!



というオチ付きです。




































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