2013-04-30

【良い物】が【売れない】


4月の営業も終了し、(本日休み)
FIREHEAD、お陰様でなんとかやってます。



なんでもそうですが、
新規で何かを始める時に一番大変なのは
【知ってもらう】事。

料理がどんなに美味しくても、
商品がどんなに良い物でも、
カットがどんなに上手でも、

お客様とのファーストコンタクト無くしては、
何も生まれません。


ここ、聞いたら当たり前の部分なのですが
実際の営業や経営の中で
ここに気づかないでおかしな行動や発想になってしまう事が
意外と多い・・・


自分の技術や商品に自信のある人ほど、
【絶対にいける!】
と思っていると思うのですが、
それはリピート率に特化した話であって、
新しく始めるときにな何の強みにもならないんですよね・・・


これ・・・
感覚的には正しいと思っているけど、本質的には間違っている事
の一つだと思います。

このような事って、他にも沢山ありますね。
(例:営業はペコペコしないと売れない とかね。)



物に例えるとわかりやすいです。

どんなに良いものでも、
見た目や販促物がダサかったり、
その商品の魅力がちっとも伝わってこなかったら、
絶対に売れません。


もっと言えば、
どんなに良い商品でも
広告宣伝からはその良さを伝える事なんて、
お客様の不安を確信に変える事なんて、
不可能 でしょう。
まちがいなく不可能です。
実際に使わせない限りは。


そして、上手に宣伝ができた時に、
お客様はやっと『使ってみようかな』と思う。
そしてお金を支払う。


質の良さが問われるのは、
その後の話ですよね。


売れるのは【良い物】ではなく【良さそうな物】。


自信にあふれている人に出会うたびに、
この点が、お節介ながらこわくなる。

自分もふと気づくとここを勘違いしている時が多々あります。



美容室も、
どんなにカットが上手くても新規の見ず知らずのお客様は来ません。
上手そうに見える  と、来ます。
絶対にそうだと思います。

そして上手いと、
また来てくれます。



これだから、
お店を始めるのは難しい・・・。


デザインの勉強は、
この点を考えてもとてもチカラ強い味方になる。

ヘアースタイルにも使えて、
広告的なアピールにも使えるのですから。













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