他の特長に隠れがちですが、
リナティラ開発時の1つの目標として、
「カラーの色持ちを良くするシャンプーを創りたい」
という開発者の意向がありました。
リナティラは洗浄力がマイルドなのでそれだけでも
ヘアーカラーの色持ちが良いのですが、
少し科学的な観点でも書いてみます。
リナティラの洗浄成分は、
ノニオン界面活性剤。
つまり、イオン化していない(電子を持たない)界面活性剤です。
これに対し、
ヘアーカラーやトリートメントカラー(塩基性カラー)は
ほとんどがカチオン性(+の電子)です。
そして現状主流の殆どのシャンプーはアニオン性(−の電子)にな ります。
(いわゆる陰イオン界面活性剤というものです)
このアニオン(−)とカチオン(+)は互いに引き合うので
シャンプーはカラーの退色に大きく関わります。
リナティラの界面活性剤はマイナスでもプラスでもないので
カラーリングの退色への影響が少ないと言えます。
乳化とバッファー(アルカリ除去)さえしっかりしていれば、
カラーリングの後のシャンプーにも安心してご利用いただけます。
逆に色が乗りすぎてしまった時はアニオンシャンプーが良いです。
ダブルカラーや、淡い色の表現にはリナティラが良いです。
色落ちが少ないですから。
少し話はそれますが、
一般的にトリートメントはカチオン性(プラス)です。
なのでサロントリートメント・システムトリートメントの
メニューご希望のお客様のプレシャンプーなどには
リナティラよりもアニオンシャンプーが良いと思います。
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