2016-01-22

エフィラージュでのアクセス

しばらく更新もせず、

かといって何も起こっていないわけでもなく、
なんとなくアウトプットをストップしていましたけど
やっぱりあんまり良い事はありませんね。
アウトプットはなるべく継続的にした方が良いようです。

さて、放置中のこちらでしたが、
実は何故か検索によるアクセス数は意外とヨコバイで
中でもエフィラージュの事に関してが多いです。

という事は、美容師さんなのかな?
もしくは、エフィラージュでデザインされたいお客様なのか?

お客様なら、エフィラージュサロンは全国的にも少ないですし、
インチキエフィラージュも相当数あると思うので
体感するのはけっこう大変かもしれません。

一番間違いないのは、
本家本元、agence21のメンバーサロンに行くことでしょうか?
これが間違いないです。
agence21がエフィラージュの本家本元である事自体
知らない人も多いかと思います。
この人達が世界中に影響を与えたカット技法の仕掛け人です。
マニアティスの偉人達です。

おいおいお前のサロンは載ってないじゃないか
って言われそうですが、
この辺りにはちょっと色々な事情があります。
説明大変なので割愛しますが、
agence21サロン以外にもマジなエフィラージュカットマンは、
少ないですけど存在します。
ネットで一生懸命繋がりを見つけると
見えてくるかも?しれません。

そして美容師さん。
エフィラージュに興味があれば、
まずは実際に見ることが良いと思います。
講習に参加するのも良いですし、
モデル(なるべく切るのが難しい人(笑)
を用意して21メンバーサロンに予約して同伴して
カットしてもらう&それを見る
のも有りかもしれません。
agence21に精通する人であれば、
そんなことまったく嫌がらないはずです。
常に自分と、他人と、勝負してる人たちですので。

ちなみに、『アジャンス ヴァン テ アン』と読みます。

で、習得を迷っているのならば、
絶対にやったほうが良いと思います。
僕なんかまだまだ語るに到底足りない存在で
お恥ずかしいのですがそこをご勘弁いただいて
言わせていただければ、
まず、カットで対応できない髪質が殆どなくなるので
仕事が劇的に変わります。
そして、ハサミがまさに自分の右手になります。
ブラントカットで頑張っていた頃って、
ハサミの限界、カットで作れる髪型の限界があって
そこの中で仕事することが当たり前で・・・
その限界を補うためのブローだったり
縮毛矯正だったり、
パーマだったり・・・
僕はそうでした。
そして、それは世界中の美容師が皆そうゆうボーダーラインの中で
仕事をしているのだと。
髪質的に無理がありますよと
お客様に伝えるのも美容師の仕事だと考えていました。

しかし、違いました。
カットの限界は、
ブラントカットの頃に比べたら、
撤去された  と言っても過言ではないくらいにぶち壊され、
ハサミで自分の意のままのデザインを作り出せます。

出したいことろは出せて、
凹ましたいところは凹ませて、
自由自在にデザイン出来る。

結果、仕事が劇的に楽しくなり
それはお客様にも伝わり、
歯車が大きく動き出します。

しかし、ブラントカットで頭が凝り固まった僕達にとって、
新しいカットテクニックの習得はやはり安易なものではありません。
技術的なことはもちろんなのですが、後半で格闘するのが
その【思考】です。
設計図主体のブラントカットの思考に犯されすぎていて、
自由で制約のないデザインの世界に飛び込みたくとも
なかなか飛び込めないジレンマ。
この点に関しては僕も未だにまだまだなんだと思います。

でも、とにかく楽しい。
楽しくて楽しくて仕方がない。
仕事が!

カットが楽しくなったら
それは当然、カラーもパーマも楽しくなる。

大きな山を1つ超えたら、
明るい世界が待っています。

そしてこれから美容師になる人は、
是非、いきなりエフィラージュを学んで欲しいです。
遠回りをする必要はないと、今だから思います。
そして、せっかくの純粋無垢な思考を凝り固める前に
まずは自由にデザインする喜びを知るべきだと、
今はこう考えています。

美容学校に通っている子たちが、
一人でも多く、
『世界中には様々なカット技法が存在して、どの技法を習得するかは自分たちの自由なんだ』
という事を知ってくれる事を願っています。












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