2016-10-31

やっぱりスピエラは好き

相変わらず試行錯誤して
もっと上に上に
自分の好きなフィーリングに向き合ってチャレンジしてる
デジタルパーマ。

GMTに始まり、アルカリつけデジでなかなかの手応えを感じ、
今次の段階へ入りつつあります。

タイトルの通り、
ちょっとスピエラちゃんを…

これは、悪いはずがないだろうなとは思っていました。
思っていましたが、
他の還元剤での感触が自分の中でもっとしっかり
理解できてから!!!
今はまだ、ダメっ!!!!!
って言い聞かせて、我慢してました。

あと、材料がベラボーに高いので
このあたりも考えながらだなぁ〜と思っていましたが、
最近は…

やっぱり…

スピエラいいっす!!!!!

スピエラは、何と言っても
出来上がるリッジの、ん〜なんといえばいいのか、
シャープさ?
といいますか、このあたりの質感が
やはり他の還元剤にはない色気が有ります。
と僕は思います。

一言でで言えば、
好き!!!
スピエラのシャープさ、好きなんですね。

現状の感覚をまとめると

GMT:
メーカーを選べば質感も抜群。リッジ感(カール形成力)も申し分ない。弱点は、毛髪診断が難しすぎる…。アルカリの時のかかりやすい髪、かかりにくい髪って概念がまるで通用しないのでお客様ごとのカルテ記録が非常に重要になる。しかしこれは、僕が思うに還元剤濃度をかなり下げているからこうゆうことになるのであって、還元剤濃度上げ&加温さえすればかなりの万能選手になりうる。しかしこれはコールドでの話。デジでいくなら暴走もありえる…。それと、加温しないとピクリとも反応しないので(低濃度)、これまたワインド直後のテストカールがほぼ不可能。これも時間勝負の営業中にはリスキー。ああああ、いい女には棘がある系。(笑)


アルカリ(チオ&シスアミ):
メーカー選び&独自に濃度をコントロールすれば結果はかなりいい。カール形成力も最高。水素結合へのつけデジでアプローチもバッチリ。ワインド直後にある程度のテストカールが可能で、熱入れ前の微調整が容易。常にライブであるサロンワークにおいてこの恩恵は結構デカイ。しかし、やはりアルカリゆえの不安は酸性領域の薬剤に比べると拭いきれない。調子乗りすぎると、およよよよと、ならないはずは、ない。


アルカリスピエラハイブリッド:(←いま熱い)
上の2点の弱点をカバーしてる感じです。単純に、アルカリに対して還元剤濃度は維持しながらph下げに貢献するのでそれだけでも充分助かります。が・・・・これまた今まで以上にカール形成力が魅力的で、裏切らない感がものすごい。ワインド後常温時にもある程度還元は始まってるので熱入れ前のチェックももちろん可能。吐き出すリッジは、実にスムースでシャープ!これは、あとは作り手次第だぞわかってるか??!!!って言われてる感じ。お前が最高のカットして的確にワインディングすればいいだけだぞ、失敗すんなよ!って言われてる感じ。


ざっとまとめるとこんな感じ。


それと、最近ディーラーさんが持ってきた新商品のパーマ液
いくつか試してますが、
個人的にはどれもダメ。
というか、個人的にはどれも本当に最悪・・・
(個人の意見です!)
こんなパーマ液、いつ使うの・・・?
としか思えません。
で、たまたまかもしれないんだけど共通点を感じてて、
どれもリッジ形成力が低い感じ。
これだったら傷んでもいいからシャキッとかかるほうが良い。
巻いたロッドに対して、シャキッと反応が帰ってこないし、
わりといいかも?っと思っても
ドライ後にはパサパサパフパフする。
パンフレットとかみると、
最近流行りのゆるウェーブとか、波ウェーブとかが
楽に作れますとかお見かけするのですが、
こんなのは、しっかり形再現してくれるパーマ液があれば
あとはカットとワインディングで調整すれば全然作れると思ってしまう・・・
パーマ液にここまで頼って再現する部分なのかなぁ・・・?
と。

パーマで一番難しいのは、
リッジの弾力や、巻いたワインディングやロッド選定を
忠実に再現してくれる形成力をどう作り出すか、だと思ってます。
その為には薬剤選びは本当に最重要項目。
形成力さえあれば、それをマイルドにするのは比較的簡単だと思ってます。

そこが手堅く出来るようになってくると、
あとかカット次第、ワインディング次第となり、
そこでも大きく貢献してくれるのがエフィラージュ・・・
なんですよね・・・。

あ〜、パーマ面白い!

まだまだ追求してゆきます。







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