2013-01-18

職業としての美容師・職場としての美容室 2


つづき

で、色々ありはしましたが、
先月自分の店をオープンすることができました。
沢山の人々に助けられて。

その日以降、よく言われる言葉、
『凄いねぇ』

よく言われます。
凄い・・・のかなぁ?
良くわからないですけど、
僕は凄いとは思えません。

これしか無かったんです。

俺自身だけでも趣味も多く金のかかる男ですし、
結婚して子供もいます。
守るべき家族がいます。

で、美容師です。

みなさん、
ちょっと考えてみてくれれば全員納得してくれると思うのですが、
美容師って、終身雇用とかがありえない業界なんですよね。

妻子持ちの男が家庭養って子育てして定年まで、
どこかに属してそこまでできる会社(店)、
現実的には多分無いんじゃないでしょうか・・・?
一部の超有名な方々を除いたら・・・。

超良い仕事してれば出来るでしょうけど、
正直恐いですよ。
嫌でも年はとるし。

これは業界全体の問題でもあるし、
実際には色々な問題があって簡単に出来る事ではないんですけど、
現状そんな感じでしょう。

そうしたら・・・・
独立するしか無いんですよね。

で、這々の体でなんとか独立しました。

そうしたら、今度は逆の立場の事も考えます。

僕もいずれは雇用をうむとして、
一緒に働いてくれるスタッフの未来の事・・・
美容室で働くスタッフの、10年後、20年後の事・・・
俺自身の未来の事・・・
理想のライフスタイルの事・・・・

終身雇用は本当に難しいと思います。
では、どうあるべきか・・・?
むむむむむむ・・・
凄く難しい問題です・・・。



つづく





0 件のコメント:

コメントを投稿