2013-12-17

駄文です


沖縄に移住して、満五年。
六年目に入ります。

思い返せば、来る前は不安も凄く大きく
多くの友達に囲まれて生きてきたこの僕が、
急に独りぼっちになる事への不安は
無かっといえば大きな嘘になります。

カミさんと二人だけ。

飲みに行きたくても誘える人もいない。
同じ趣味で他愛もない時間を共に過ごす友人もいない。

さみしいなぁ〜

と、毎日思ってました最初は。

でもそんなこと言ってても何も始まらないからとにかく行動。
あと、自分を偽らないこと。(元々偽れないんだけど・・・。)
これだけ徹底して色々な所に足を運んで
酒もたくさん飲んだ。

それが今では・・・
沢山の友人に囲まれ、
沖縄でお店を出すとこまでこぎつけた。

東京から沖縄へ。

僕は東京が大好きだ。
超、大好き。

東京と沖縄の一番大きな違いは
【哀愁】だと思ってる。

東京に漂う哀愁、
いや、
哀臭は、本当に半端じゃない。

すべてがあって、音楽も職業も食もアートも
全てが楽しめて、
自分次第で何でも手に入るキラキラの街、東京。
でもその裏で強烈な哀臭が漂う街、東京。
この東京が本当に本当に、大好き。
ラブレター書けるくらいに僕は東京が好き。
もちろん、哀臭を含めて。

一方沖縄には、この哀臭が・・・・ない。
ないというより、
沖縄という土地が持つ強烈な地場のパワーで
全ての哀愁がかき消されてて、
全てが上に向かって突き抜けている感じだ。
毎日が眩しい。
(僕の主観です)

僕が東京を離れた理由は、
今思い返せばこの哀愁、哀臭を
しばし敏感にキャッチしすぎたから。

なのかもしれない。

キャッチしちゃう身体なんだよね。

フィッシュマンズの世界観がまさにそれ。

フィッシュマンズを聴くたびに、
【東京】を感じる。

好き。大好きなんだけど、

ちょっと失敗したら、
壊れちゃうな〜、俺。

と思ったんだろうな。

沖縄では、ポジティブなメンタリティーを
どこまででも突き通してブチ上げられる。

年齢的にも、
今はこの沖縄のパワーに助けられてやっていくのが得策。
だなぁ〜。

きて良かったな〜
と、最近特に強く思ってる。

でも、時々東京の臭さを嗅ぎたくなる。
東京の哀臭を。

東京って、いったい何なんだろうな。

沖縄も東京も、
本当に不思議な場所。

面白いな〜。
場所のチカラって。

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